刊行案内

時事新報 時事新報      主筆 福沢諭吉
明治篇 全32巻 総254冊 復刻完結
総約11万ページ余

時事新報ページ 時事新報ページ 時事新報ページ
36年前から取り組んだ完全復刻版(明治期34年分)が今年ようやく完結いたしました。
慶應義塾大学附属図書館の所蔵紙(東京版)をメインとして、東京大学明治文庫、国立国会図書館の全面協力を得て、1頁も欠けておりません。
ご存じの通り『時事新報』は、1882年(明治15年)に福沢諭吉が創刊した日刊紙です。政治のみならず経済・社会・宗教・風俗・教育・学術など多岐に亘る内容は、現在の大衆紙の原型ともいえるでしょう。当時の広告なども実に興味深いものです。是非、広く活用していただきたい書籍です。
復刻にここまで時間がかかった理由としては、まず原本の少なさ、古さです。調査&修正に手間をかけたゆえに、原本そのままよりもはるかに読みやすい本として出来上がっています。電子化を進めておりますが、弊社のものを原版としているので、電子版としても美しいものに仕上がりました。詳しくは下記参照。

★紙のパンフレット及び図書目録は無料で差し上げております。
  ご希望の方は、メールもしくは電話でご請求下さい。

★パンフレットはこちらからダウンロードできます、(16頁)

南方画信 南方軍政関係史料(50)
南方画信 -時空はるか繪手紙- 
岡田 健治 著
三谷 靭彦 挿画
 (カラー)

A5判 総244頁
税込価格4,950円
 (本体価4,500円)
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南方画信ページ
ISBN:978-4-8447-0607-6
第二次世界大戦下の昭和17年に、司法官として日本軍占領下のインドネシア スマトラ島 パダンに3年半赴任した著者が、日本の家族宛てに送り続けた水彩画のコレクション。内容は、終戦まで戦闘が起こらず、比較的平穏だった当地の風物や風俗など多岐に亘り、解説も有り、いずれも色鮮やかな、とても素人の作品とは思えないような逸品ばかりである。その絵葉書より活字を起こし、三谷靭彦の挿画で彩ることで、時空を超えて蘇生した、温かい絵手紙集。
※サンプル
真相 真相
-中国の南洋進出と太平洋戦争-

田中 宏巳 著

四六判 総230頁
税込価格1,980円
(本体価1,800円)

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ISBN:978-4-8447-0656-4
本書には二つの真相が書かれている。一つは『中国の南洋進出の真相』、もう一つは『太平洋戦争の真相』である。一見、無関係にみえる二つの真相があざなえる縄のごとく深く結びつき、今日のアジアの南シナ海や南太平洋をめぐる国際情勢を映し出している。本書では、日本軍の作戦の意図と問題点を明らかにしつつ、中国軍・中国人が進めようとしている政策の目的を解明した。アジアの未来を考える必読書といえよう。

南進する人びとの近現代史 南進する人びとの近現代史
-小笠原諸島・沖縄・インドネシア-
後藤 乾一 著

A5判 総420頁
税込価格5,500円
(本体価5,000円)

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ISBN:978-4-8447-8320-6
かつて日本は北太平洋の広大な海と島々を支配した海洋帝国であった。その中央に小笠原群島・硫黄列島はある。本書はここを焦点に、帝国日本の「南進」を主導した有名・無名の人びとの群像を描く。著者の「南進」研究の総決算であり、記念碑的労作である。
※地図
南洋協会発行雑誌 南洋協会発行雑誌
解説・総目録・索引 全2巻

早瀬晋三 編集/
河原林直人 解説
B5判 総650頁
税込価格33,000円
(本体価30,000円)

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ISBN:978-4-8447-0319-8
1915年の設立以来同協会が発行した膨大な刊行物は、当時の南洋地域に関する情報記録としてかなり高い評価を受けている。それらの認識に立ち、南洋協会を代表する機関誌(全31巻・総358冊)の内容を紹介している。編者らの積年の労作。

復刻版 南洋協会発行雑誌 復刻版 南洋協会発行雑誌
-『会報』・『南洋協会々報』・『南洋協会雑誌』・『南洋』
南洋協会 発行

第I期(大正期)全12巻
A4判 各巻平均330頁
揃税込価格348,700円
(本体価317,000円)

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※各冊販売の場合
セット  ISBN:978-4-8447-0593-2
東南アジア(南洋)地域の大部分が欧米列強の植民地だった大正時代、当時の日本ではこの地域の詳細が求められていた。南洋協会はこうした要求を満たすべく設立された組織であり、当時南洋に関してほとんど知識のない日本(人)に、貴重な情報をもたらした。政官軍民の有志が集い、分野を問わず調査や分析を行う活動を三十年近く継続し、蓄積された情報は膨大且つ多岐に亘っている。当時の日本(人)の南方関与を知る唯一の貴重な史料である。

賀川豊彦 賀川豊彦
-互助友愛の教育と実業-

松野尾 裕 著

A5判 総352頁
税込価格4,400円
(本体価4,000円)

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ISBN:978-4-8447-0682-3
本書は、賀川豊彦(1888~1960)が生活協同の構想を通じて拓いた、営利経済にとってかわる経済社会について論じたものである。その社会は、生活(いのちとくらし)を何よりも大切にする互助友愛の教育と実業により実現する社会である。クリスチャンかつ労働運動家・社会運動家でもあった賀川が生活協同組合を自ら興して取り組んだ、この大衆の生活に即した「生きた経済学」こそが、賀川の説く共同組合である。それは、近代日本を代表する人物のひとりである賀川豊彦が、現代を生きる私たちに語りかける「希望」と言えるだろう。
※「目次」抜粋

ロングセラー書籍

ギリシア記 ギリシア記 全2巻

パウサニアス 著

A5判 総1,170頁
税込価格24,200円
(本体価22,000円)

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ISBN:978-4-8447-8377-0
☆本邦初全訳☆
ギリシア滅亡寸前の2世紀を生きた地誌学者のパウサニアスが、250余のポリス、村落を旅行し記した(原典「ギリシア案内記」)全10巻を、描写解説を加えながら旅行記風の記録として遺した書。当時を知る資料として貴重であり、読み物としての楽しさも狙っている。地理・歴史・宗教・神話・美術・建築など多岐に亘り、旅行案内書としても価値が高い。
解説・訳注・索引付

ギリシア・ローマ世界地誌 ギリシア・ローマ世界地誌 全2巻


ストラボン 著

A5判 総1,600頁
  +地図150点
税込価格38,500円
(本体価35,000円)

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ISBN:978-4-8447-8333-6
☆(原典「地理誌」)全17巻の本邦初全訳☆
古代ローマ時代の(地理学者・歴史家・哲学者)であるストラボンが記した、パウサニアス「ギリシア記」と共に、ギリシア古典史の地誌の双璧ともいうべき名著。ヨーロッパ・アジア・アフリカの三大陸に及び、西暦1世紀前後の当時の古代ローマの人々の地理観・歴史観など、豊富な資料をもとに幅広く記述。様々な研究分野での情報の宝庫である。(150枚に上る詳細な地域図有)
解説・訳注・索引付


神代地誌 神代地誌

ディオドロス 著

A5判 総1,000頁
税込価格27,500円
(本体価25,000円)

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ISBN:978-4-8447-8472-2
☆本邦初翻訳☆
紀元前1世紀の歴史家であるディオドロスが、30年かけて書き上げた古代最大の歴史書「ビブリオテーケー」(世界史)全40巻のうち、最初の6巻までの「アルカイオロギア」部分=〝トロイア戦争以前の各民族の歴史と伝承神話を扱っている〟と、ポンポニウス・メラ「世界地理」、プルタルコス「イシスとオシリス」をも収録。※(現存する原典は1~5巻と6巻が部分的+10~20巻のみである。)
解説・訳注・索引付。


世界史 世界史 全3巻

ポリュビオス 著

全巻セット
A5判 総1,618頁
税込価格44,000円
(本体価40,000円)
※各冊販売の場合
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セット  ISBN:978-4-8447-5461-9
☆(原典「歴史」)からの本邦初〝直接全訳〟☆
あくまでも真実を追求して俗受けを狙わず、冷静な記述と卓越した歴史観をもつ古代ローマ共和政期の歴史家であるポリュビオスによる、ローマの世界統一の経緯を記した書『歴史』を、ウォールバンクの「ポリュビオスの歴史的な注釈書」に依拠しながら詳しい脚注を加え、ギリシア語原典からの直接全訳。ポエニ戦争など、当時の状況についての史料としては正に第一級史料である。

復刻版 東京パック 復刻版 東京パック
全8巻・総13冊

北澤楽天主筆
有楽社 刊
東京パック社発行
解題 清水 勲

全巻セット
A4判 総3,500頁
税込価格924,000円
(本体価840,000円)
※各冊販売の場合
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セット ISBN:978-4-8447-7906-3
 大版風刺漫画雑誌として全頁フルカラー全項に漫画という、当時発行部数十数万部のベストセラー雑誌であった。主筆の北澤楽天により、テーマとして政治・経済・軍事・国際関係・社会風刺・庶民事情・教育問題・笑いありと多岐に亘る。彼の驚くべき博識・比類なき想像力・漫画的表現力がいかんなく発揮されている。解説文に英訳・中国語訳もつけてあり、広く海外でも読まれていた。この雑誌から多くの漫画家達が輩出されている。明治38年4月の創刊~楽天退社の明治45年迄の第一次分の復刻版。
(カタログの画像は創刊号の表紙)

※サンプル
戦争に反対する戦争 戦争に反対する戦争

エルンスト・フリードリッヒ編
坪井主悦・ピーター・バン・ダンジェン 共訳編

A5判 280頁
税込価格1,100円
(本体価格1,000円)

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ISBN:978-4-8447-0657-1
復刻版モノクロ戦争写真集・閲覧注意。
原本はドイツ語・フランス語・英語・オランダ語。1988年に弊社で復刻出版し、要望が多いことから倉庫から出て来た在庫をプライスダウンして販売。
経年劣化の黄ばみなどあります。ご了承下さい。


新刊トピックス

★南洋協会発行雑誌 第12巻
 2023年1月発行 ※大正期完結
★南洋協会発行雑誌 第11巻
 2022年11月発行
★南洋協会発行雑誌 第10巻
 2022年9月発行
★南洋協会発行雑誌 第9巻
 2022年7月発行
★南洋協会発行雑誌 第8巻
 2022年4月発行
★復刻版 「時事新報」31巻
 2022年4月発行 ※明治期完結
★南洋協会発行雑誌 第7巻
 2021年12月発行
★南洋協会発行雑誌 第6巻
 2021年10月発行
★復刻版 「時事新報」30巻(下)
 2021年8月発行
★南洋協会発行雑誌 第5巻
 2021年7月発行
★南洋協会発行雑誌 第4巻
 2021年6月発行
★南洋協会発行雑誌 第3巻
 2021年5月発行
★南洋協会発行雑誌 第1・2巻
 2021年4月発行
南方軍政関係史料(50) 時空はるか繪手紙「南方画信」
 2021年2月発行
★真相–中国の南洋進出と太平洋戦争–
 2021年1月発行
★韓国併合史研究資料 第12期 全10巻 (vol.123~vol.132)
 2020年11月発行 ※シリーズ最終
★戦前期の小笠原諸島–その光と影–
 2020年11月発行
★文化時報 第10巻
 2020年11月発行 ※刊行一旦停止
★賀川豊彦–互助友愛の教育と実業
 2020年9月発行
★文化時報 第9巻
 2020年9月発行
★文化時報 第8巻
 2020年8月発行
南方軍政関係史料(49) インドネシア日本軍政関係 日本語一次史料目録
 2020年7月発行
★文化時報 第7巻
 2020年6月発行
★文化時報 第6巻
 2020年5月発行
★文化時報 第5巻
 2020年4月発行
★文化時報 第4巻
 2020年2月発行
★文化時報 第3巻
 2020年1月発行
南方軍政関係史料(48) 『ボルネオ新聞』 解題・総目録・索引
 2019年12月発行
★『日本植民地教育政策史料集(台湾篇)』 総目録・解題・索引 全2巻
 2019年12月発行
★文化時報 第2巻
 2019年11月発行
★文化時報 第1巻
 2019年10月発行
南方軍政関係史料(47) 倉沢愛子コレクション 全2巻 –軍政期インドネシア 散逸希少文献彙報(1942~45)–
 2019年10月発行
★南進するひとびとの近現代史 –小笠原諸島・沖縄・インドネシア–
 2019年8月発行
南方軍政関係史料(46) 『ボルネオ新聞』 全13巻 ※完結
 2019年3月発行